レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、過去の納税申告に問題があったとしてスペイン税務当局から罰金100万ユーロ(約1億2100万円)の支払いを命じられたという。スペイン紙『エル・ムンド』が伝えた。
S・ラモスに対しては2012年、2013年、2014年に収入を過少申告して納税を逃れた疑いがかけられている。スペイン国内のペーパーカンパニーを利用し、肖像権料収入を少なく見せかけたとのことだ。
24日にはS・ラモスはSNSの公式アカウントで声明を出し、報道内容についての説明を試みた。罰金の具体額には言及していないが、税金未払いがあったことは認めつつ、全額を支払ったと主張している。
2012年から2014年にかけての収入に関して、「基準が変更された」ことで納税額の不足が生じたとS・ラモスは主張。支払いを命じられたのは「行政上の罰金であり、刑事罰ではない」と述べている。
未納分と罰金の全額支払いを済ませたとしつつ、処分には不服であることを明確にした。「上訴する権利を行使した」と表明している。
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