フローニンゲンの板倉滉【写真:Getty Images】
オランダ1部のフローニンゲンに所属する日本代表DF板倉滉は、台風19号が日本各地にもたらした被害に心を痛めている。クラブ公式テレビ『FCフローニンゲンTV』が22日付でインタビューを伝えた。
今月日本に上陸した台風19号は、関東地方や東北地方、甲信地方などに特に大きな被害をもたらした。横浜出身であり、川崎フロンターレとベガルタ仙台でプレーしていた板倉にとっても、自身のよく知る地域が被害を受けた形となった。
「自分の住んでいた地域もそうですし、被害に遭われた方々が多く、亡くなってしまった方々もいて、すごくショックです」と板倉はコメント。「そういう人たちのためにもと言うのは少しおかしいですけど、とにかく今は自分のできること、オランダでサッカー頑張ってるというのを良いニュースとして届けられるように、もっともっと活躍する必要があると思います」と続けた。
先週にはワールドカップ予選を戦う日本代表に招集を受け、帰国していた。「試合には出られなかったですが、自分のためになることはたくさんあった。次呼ばれるためにも、次試合に出るためにも、またホントに頑張りたいという気持ちが強くなりました」とフローニンゲンでの活躍へ意気込みを示した。
板倉は今季エールディビジ開幕から10試合連続の先発フル出場中。先週末のスパルタ戦でも完封勝利に大きく貢献し、ベストイレブンに選出したオランダメディアもあった。次の試合は27日に行われるヘーレンフェーン戦となる。
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