UEFAユースリーグ【写真:Getty Images】
UEFAユースリーグ・グループリーグB組、オリンピアコス対バイエルン・ミュンヘンの試合が現地時間22日にギリシャで開催された。この試合中、覆面姿の集団が侵入し、バイエルンファンを襲う場面があった。この事態を受けて、23日にバイエルンが公式声明を発表している。
バイエルンが4-0でリードして迎えた84分頃、約50人の集団が覆面姿でグラウンドに乱入。手には発炎筒や棒のようなものを持ち、ピッチに向かって走ってきたことでベンチに座っていた選手たちは一斉に反対サイドに逃げた。選手たちは逃げのびたが、その集団はバイエルンサポーターを襲い4人が負傷している。その集団はスタンドから柵を越えてきたのではなく、駐車場に繋がる裏口から侵入したため、警備員などのセキュリティを回避していた。
バイエルンはクラブのオフィシャルサイトを通じ「我々は事件に関する苦情を欧州サッカー連盟(UEFA)懲戒管理委員会に提出した。これから調査が開始されるだろう」とのコメントを発表している。
一方、オリンピアコスは「試合中に乱入したフーリガンの攻撃を強く非難する。侵入者は我々家族の間に居場所がなく、オリンピアコスの家族とは何の関係もない」との公式声明を出している。
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