ハーツの食野亮太郎【写真:Getty Images】
スコティッシュ・プレミアシップ第9節のハーツ対レンジャーズ戦が現地時間20日に行われ、1-1の引き分けに終わった。1得点を挙げたハーツのU-22日本代表FW食野亮太郎は、現地メディアからも高い評価を受けている。
食野は前半6分、味方選手のシュートがGKに弾き返された浮き球に反応し、ペナルティーエリア手前からダイレクトボレー。ゴールのカバーに入ったDFの頭上を抜く技ありシュートでハーツに先制点をもたらした。レンジャーズも前半のうちに追いついたが逆転はならず、首位の座を失う手痛いドローとなった。
地元メディア『エジンバラ・ライブ』では食野にチームで2番目タイとなる採点「8」をつけた。「ゴールをうまく決め、連携プレーも素晴らしかった」としながらも、その後は「少しペースダウンした」と評している。
『エジンバラ・イブニング・ニュース』では採点「7」。こちらも同様に、「前半に素晴らしいフィニッシュで先制点。日本のプレーメーカーは前半45分に印象を残したが、ハーフタイム後はペースを落とした」と寸評を記した。
『スコティッシュ・サン』でも採点は「7」でチーム2番目タイ。「マンチェスター・シティの若い食野がボールを持つたびにホームサポーターは期待していた。何かが起ころうとする感覚だった」と日本人アタッカーに言及している。
英『BBC』によるユーザー採点でも食野は平均「7.07」と高い評価を受けた。ハーツのFWウチェ・イクペアズに次いでこの試合で2番目に高い採点となっている。
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