アンス・ファティ【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのバルセロナに所属する16歳のアンス・ファティが、U-21スペイン代表デビューを飾り、初めてスペイン代表のユニフォームを着てプレーした。スペイン『マルカ』などが現地時間の15日に報じた。
16歳の若さでバルセロナのトップチームでプレーしているアンス・ファティは、ギニサビサウにルーツを持つが、スペイン国籍を取得。今月26日に開幕するFIFA U-17ワールドカップ2019に向けたU-17スペイン代表に呼ばれる可能性が伝えられていたものの、招集は見送られた。そして、飛び級でU-21スペイン代表に招集された。
U-21スペイン代表は、現地時間の15日に行われたU-21EURO予選グループF第3節でU-21モンテネグロ代表と対戦。試合は2-0でU-21スペイン代表が勝利を収めた。2-0のスペイン代表リードで迎えた80分、マルク・ククレジャに代わりファティが出場。この瞬間、ファティはU-21スペイン代表デビューとなった。
『マルカ』によると、ファティの16歳と349日でのU-21スペイン代表デビューは、MLSのモントリオール・インパクトに所属するFWボージャン・クルキッチに次ぐ歴代2番目の若さであるという。
U-21スペイン代表として、初めてスペイン代表のユニフォームを着たファティ。次に期待がかかるのは初ゴール、そしてフル代表デビューだ。
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