ガレス・ベイルとルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルとクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、代表チームで対戦した試合でともに負傷してしまった。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
ウェールズとクロアチアは現地時間13日に行われたEURO2020予選の試合で対戦。序盤にクロアチアが先制したが、ウェールズは前半アディショナルタイムにベイルのゴールで追いつき、1-1のドローに持ち込んだ。
モドリッチはこの試合の終盤に相手選手との接触プレーで負傷し、90分に交代を余儀なくされた。右足を痛めた同選手は担架には乗らなかったものの、自力で歩くことはできずスタッフの肩を借りてピッチ外へ出なければならなかった。
だがおそらくは筋肉の損傷などではなく、打撲と見込まれるようだ。「ドクターによればモドリッチは大腿四頭筋に強い打撲を受けた。不安視されるのは当然だが、それほど重いものではなさそうだ」とクロアチア代表スタッフによるコメントが伝えられている。
一方のベイルも試合終盤に痛めた様子を見せたが、そのままプレーを続行してフル出場。ライアン・ギグス監督は試合後に「ベイルは少し足がつったが続けることを望んだ」と話している。
両選手ともに重傷ではないことが期待されるとはいえ、重要な試合を控えるマドリーとしては状態が気にかかるところだ。19日のマジョルカ戦、22日のガラタサライ戦(チャンピオンズリーグ)に続いて、来週末の26日にはバルセロナとのクラシコが予定されている。
【了】