レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、来年夏に開催される東京五輪男子サッカーにオーバーエイジ枠で出場することに意欲を見せている。スペイン紙『アス』などが同選手のコメントを伝えた。
ここ数日、スペインメディアではS・ラモスが東京五輪への出場を検討していると報じられていた。来年夏にはEURO2020本大会も開催されるため、両大会に出場するとすれば非常に過酷な日程となるが、五輪でのメダル獲得を強く望んでいるという。
現地時間12日に行われたEURO2020予選のノルウェー戦に出場したS・ラモスは、試合後に五輪出場の可能性についてもコメント。「五輪の話をするのはまだ早い」としながらも、参加に意欲的な様子を見せた。
「チャンスがあって、五輪に呼ばれたとすれば、誰だってノーとは言わないだろう。断れないことだ。まだ先のことだが、素晴らしいアイディアだね」とS・ラモス。「選手にとって素晴らしい経験になる」とも話している。
年齢的には2008年北京五輪の世代だったS・ラモスだが、スペイン代表は五輪本大会の出場権を獲得することができなかった。東京五輪では本大会出場が決定しており、自国開催の1992年バルセロナ大会以来となる金メダルを目指すことになる。
スペイン代表ではワールドカップ優勝やEURO優勝2回、マドリーではチャンピオンズリーグ優勝4回、リーガエスパニョーラ優勝4回などこれまで数多くのタイトルを手にしてきたS・ラモス。未経験の五輪メダル獲得にも挑むことになるのだろうか。
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