ジェフユナイテッド千葉の佐藤勇人【写真:Getty Images】
J2のジェフユナイテッド千葉は13日、同クラブに所属する元日本代表MF佐藤勇人が2019シーズン限りで現役を引退することを発表した。
「育ててもらった千葉が台風の影響で大きな被害を受けている時に自分個人の事を発表していいものなのか、とても悩みましたがお伝えすることにしました。12歳からジェフのユニフォームを着させてもらいましたが、その大好きなユニフォームを脱ぐ時が来ました」と佐藤勇人はクラブ公式ウェブサイトを通して引退を表明しつつ、サポーターや関係者への感謝の思いを述べている。
現在37歳の佐藤勇人は1994年に下部組織に加入し、2000年にトップチームにデビュー。2008年から翌年まで京都サンガF.C.に在籍した2年間を除くキャリアの大半を千葉で過ごしてきた。
これまでJ1とJ2で通算456試合に出場して37得点を記録。リーグ戦出場数と公式戦出場数はいずれもクラブ歴代1位となっている。2006年には日本代表でも1試合に出場した。
今季はキャプテンに就任し、これまでJ2で15試合に出場。双子の弟であるFW佐藤寿人が名古屋グランパスから移籍加入したことで、18年ぶりにチームメートとしてプレーしている。
クラブは16日14時より佐藤勇人の引退会見を開き、クラブ公式インスタグラムアカウントでもその模様をライブ配信予定とのことだ。
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