日本代表MF伊東純也はモンゴル戦で3アシストの大活躍【写真:Getty Images】
2022年カタールワールドカップのアジア2次予選が10日に行われ、日本代表がモンゴル代表に6-0の完勝を収めた。
試合後の記者会見で、モンゴル代表のミヒャエル・ワイス監督は日本代表のアタッカー陣に言及。3アシストを記録したMF伊東純也を「スーパーだった」と絶賛し、中島翔哉は「止められなかった。ああいう選手を止めるのは無理だ。自分は試合中、彼に拍手しようとしたくらいだった」と手放しで称賛した。
3アシストを記録した伊東には、チームメイトからも成長ぶりを称える声が相次いでいる。
キャプテンの吉田麻也は「(ベルギーに)移籍して(リーグ)優勝して、チャンピオンズリーグ(CL)に出始めて、非常に自信を深めている時期じゃないかなと思う。こういう時に一番伸びるので、伸びることができるところまで突き抜けてほしいと思います」と、今後のさらなる飛躍に期待を寄せた。
また、DF長友佑都も「やっぱりあのスピード。CLでも戦っているその負荷、インテンシティーの中で戦っているというのは違いを生み出せますよね」と、右サイドで発揮したこれまで以上の突破力が日々の経験による進化の証だと述べた。
伊東が猛アピールしたことで、2列目のポジション争いはさらに激しくなりそうだ。モンゴル戦では出番なしに終わったMF堂安律も黙っていないだろう。MF南野拓実や中島に加え、18歳のMF久保建英、ロシアワールドカップ組のMF原口元気ら人材は豊富。15日のタジキスタン戦でどんな組み合わせが見られるか、森保一監督の采配にも注目だ。
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