ザルツブルクのファン・ヒチャン【写真:Getty Images】
オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクに所属する韓国代表FWファン・ヒチャンに、アーセナルやクリスタル・パレスなどプレミアリーグの複数クラブが関心を示しているという。英紙『デイリー・メール』が9日付で伝えた。
現在23歳のファン・ヒチャンは2015年からザルツブルクに在籍。昨季はレンタル移籍によりドイツ2部のハンブルガーSVでプレーし、ザルツブルクに戻った今季は公式戦11試合の出場で7ゴール10アシストを記録する活躍をみせている。
以前から欧州ビッグクラブの関心を引きつけていたとされているが、先週行われたチャンピオンズリーグのリバプール戦でさらに評価を高めたようだ。ファン・ヒチャンはこの試合で3点ビハインドから反撃の口火を切るザルツブルクの1点目を記録し、南野拓実が鮮やかなボレーで決めた2点目のゴールもアシストしてみせた。
今後も同様の活躍を続けたとすれば、来年夏にはステップアップの可能性が高いと英紙は予想している。もしアーセナルに移籍したとすれば、2011年から2014年まで在籍したFWパク・チュヨン以来の韓国人選手となる。
ザルツブルクは若く有望な選手を数多く抱えるチームとして大きく注目を高めている。ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドやハンガリー代表MFドミニク・ショボスライらに多くのクラブが関心を示していると報じられるほか、南野にもリバプールからの関心の噂がある。
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