JリーグYBCルヴァンカップ【写真:Getty Images】
JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦の2試合が9日に行われ、川崎フロンターレと鹿島アントラーズ、ガンバ大阪と北海道コンサドーレ札幌がそれぞれ対戦した。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では敗退に終わったが、J1では首位浮上を果たし、天皇杯を含めて国内3冠の可能性を残している鹿島。川崎Fのホームに乗り込んでの第1戦は、前半10分にレアンドロのクロスに合わせた白崎凌兵のダイビングヘッドで先制点を奪った。
だが川崎Fも27分、クリアボールに反応した守田英正が左足シュートを突き刺して同点に。そのまま試合終盤を迎えると、82分には脇坂泰斗、85分には阿部浩之が立て続けにゴールを奪い、川崎Fが3-1の勝利で第1戦を折り返した。
G大阪対札幌の試合は前半を両チーム無得点で終了。74分には白井康介のハンドによりG大阪が獲得したPKから、宇佐美貴史が決めて先制ゴールとした。だが札幌も87分、FKからファーポストに流れたボールをキム・ミンテが押し込んで1-1に。
そのままドローに終わるかと思われたが、アディショナルタイムの95分には倉田秋が右足ボレーで劇的決勝ゴールを奪い、G大阪が2-1で勝利。決勝進出を懸けた第2戦は両カードともに今週末の13日に開催される。
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