森保一監督【写真:田中伸弥】
日本代表は7日、2022年ワールドカップ・カタール大会アジア2次予選のモンゴル代表戦に向けさいたま市内で練習を行った。
森保一監督は初日ということもあり13人のみでのスタートとなった練習後「まずはモンゴル戦に向けて勝利できるように個人のベストとチームのベストを今、できるベストを作っていこうってことで話はしました」と語った。
10日にホームでモンゴルと対戦後、15日には敵地でタジキスタン代表と対戦することが決まっている。「移動距離等々はいろんな気候や環境等々も協会のスタッフがすでに現地で視察してくれてますし、情報入ってますので、モンゴル戦が終わった後、しっかり切り替えてタジキスタン戦に向かっていければと思ってます」と語るようにまずは目の前の試合に集中しているようだ。
レギュラー争いが熾烈なチームのなかで2列目は特に森保監督にとって誰を起用するか迷っているようだ。
「所属チームでいいプレーをホントにしてくれてる、そこはホントにいろんなことがチームとしてオプションとしてできるかなというのはありますね。変わることももちろんありますし、変わらないにしても今後ずっと変わらないということは、そういう形ではないというくらいホントに選手層は厚いなと思います」
前線では大迫勇也が怪我のため招集が見送られた。起用法が注目されるなかで森保監督は「いろんなことをバリエーションというか、複数戦い方を考えながら、その時にできることを選択していきたいなと思います」と語るにとどまった。
「与えられた状況というか、環境の中、個人のフィジカルとメンタルのベストを作るということと、チームとして与えられた時間の中でベストなものを作って試合にのぞむということで、それは毎回選手に言ってますし、ホント当たり前のことですけど、当たり前のことをしっかりやれるようにということで、選手には伝えてます」と話す森保監督は短い期間の中でどのようなチームに仕上げてくれるのだろうか。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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