チェルシーのクリスティアン・プリシッチ【写真:Getty Images】
チェルシーのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチは、十分な出場機会を得られない状況が続いたとすれば、冬の移籍市場で他クラブへの移籍を検討する可能性もあるとみられている。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
ボルシア・ドルトムントで活躍していたプリシッチはチェルシーへの移籍が今年1月に決定し、今季から合流。5800万ポンド(約76億5000万円)とされる巨額の移籍金が支払われ、新シーズンに向けた補強の目玉として非常に大きな注目を期待を集めていた。
プレシーズンの日本遠征でデビューを飾ったプリシッチは、プレミアリーグ開幕戦に交代出場したあと、その後の3試合には先発で起用された。だが続く3試合ではベンチ入りしながらも出場機会を与えられず、チャンピオンズリーグのリール戦ではベンチ入りメンバーからも外されてしまった。
フランク・ランパード監督は、プリシッチに関しては時間が必要との立場を取りつつ、練習でのさらなるアピールも求めている。「彼に必要なのは毎日しっかり練習して、プレーする資格があるとチーム内で示すことだ。全ての選手たちがそうしている」と英紙は指揮官のコメントを伝えた。
現時点では、プリシッチはチェルシーでのポジション争いに挑んでいく考えだとみられている。だがここ数試合のような状況が長く続いたとすれば、冬の移籍市場を騒がせる存在となる可能性もあるかもしれない。
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