鹿島アントラーズがセレッソ大阪に勝利【写真:Getty Images】
【セレッソ大阪 0-1 鹿島アントラーズ J1第28節】
明治安田生命J1リーグ第28節のセレッソ大阪対鹿島アントラーズ戦が6日に行われ、アウェイの鹿島が1-0で勝利を収めた。
5日に行われた試合では首位のFC東京がサガン鳥栖に逆転で敗戦。わずか1ポイント差で追っていた2位の鹿島は、引き分け以上なら首位に浮上することができる状況だった。
開始わずか6分、セットプレーからその鹿島に先制のゴールが生まれる。左CKから永木亮太が大きくクロスを上げ、逆サイドから町田浩樹が頭で折り返したボールを、最後は犬飼智也がヘディングで叩き込んだ。
5連勝中と好調な戦いを続けてきたC大阪も反撃。ソウザのスルーパスで抜け出した柿谷曜一朗のシュートや、CKに合わせたブルーノ・メンデスのヘディング、前半終了間際のソウザのヘディングなど決定的な形も多かったが、GKクォン・スンテの好セーブなどでしのいだ鹿島は前半を1点のリードで折り返した。
後半には4試合連続ゴール中だったセルジーニョを負傷で失うアクシデントにも見舞われた鹿島だが、粘り強い戦いでC大阪に同点ゴールを許さず。最後まで諦めなかったC大阪を跳ね返し続け、1-0で勝利を収めた。
公式戦13試合連続負けなしとした鹿島は、残り6試合となった段階で今季初の首位に浮上。FC東京は第8節以来守り続けた首位の座をついに失うことになった。
【得点者】
6分 0-1 犬飼智也(鹿島)
【了】