PSVの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部のPSVに所属する日本代表MF堂安律は現地時間3日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のローゼンボリ戦に先発出場し、2アシストを記録するなどのプレーで4-1の勝利に貢献した。マルク・ファン・ボメル監督もそのパフォーマンスに賛辞を送っている。
先週末のPECズヴォレ戦で移籍後初ゴールを挙げていた堂安は、PSVで2回目となる先発出場。前半41分にはチームの3点目となるFWドニエル・マレンのゴールをアシストし、78分にもスルーパスで再びマレンのゴールをお膳立てした。
「チーム全体に言えることだが、彼もよくやってくれたと思う」と地元紙『アイントホーフェンス・ダフブラッド』がファン・ボメル監督の堂安についてのコメントを伝えている。「堂安に力があることは元々分かっていた。練習でも力を証明している。信頼できる選手であり、攻撃陣にこれだけ多くの選択肢があるのは素晴らしいことだ」と続けた。
堂安はポルトガル代表FWブルーマに代わって先発に入る形となった。『PSVインサイド』は、ファン・ボメル監督が堂安を起用した理由について試合前に『FOXスポーツ』に話していた言葉を伝えた。
「リツは非常に効果的にプレーし、ボールを保持してくれる。選択を間違えた場合でもボールは持ち続けたり、ファウルを貰ったりできる。ブルーマとは全く違うタイプだ。ブルーマはより冒険的で、堂安よりボールを失うことが多い」と指揮官は話している。
公式戦14戦無敗と順調な戦いを続けているPSVは、現地時間6日にはホームでVVVフェンロと対戦する。堂安は引き続き出場機会を得て結果を出すことができるだろうか。
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