前田大然は腰を痛めて離脱。U-22日本代表のブラジル遠征も不参加に【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のマリティモで活躍するFW前田大然は、3日に発表されたU-22日本代表のブラジル遠征メンバーから漏れた。A代表の招集リストにも彼の名前はない。その理由は先日のリーグ戦での負傷にあるようだ。
ポルトガル紙『ア・ボラ』によれば、前田は腰を痛めてチームから離脱してリハビリに励んでいるという。同選手は現地28日に行われた同国リーグ第7節のモレイレンセ戦に先発出場したものの、70分にエリヴァウドと交代していた。
ピッチを退く直前に、左サイドでボールを受けた前田はそのままスペースに突っ込んでいったが、スピードに乗った状態で足を滑らせ転倒。腰を気にする仕草を見せつつ、そのまま立ち上がれずに交代を余儀なくされていた。
この負傷によって週末5日に予定されているタッサ・ダ・リーガ(ポルトガルリーグカップ)のパソス・デ・フェレイラ戦の出場可否は不透明な状態だと『ア・ボラ』紙は伝えている。主力に定着しつつあったアタッカーの離脱はマリティモにとっても大きな痛手だ。
日本代表として参戦した6月のコパ・アメリカ以来となるブラジル遠征のチャンスを逃すことになった前田の、1日も早い回復を祈りたい。
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