アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は、同国代表FWリオネル・メッシに下された出場停止処分について南米サッカー連盟(CONMEBOL)に異議申し立てを行っていたが、棄却された。アルゼンチン紙『オレ』などが伝えている。
メッシは今夏に開催されたコパ・アメリカ2019(南米選手権)の準決勝ブラジル戦終了後に審判の判定を批判。3位決定戦のチリ戦ではレッドカードを受けて退場となったあと、「この大会の腐敗の一部になることはないと考えた」とコメントしつつメダルセレモニー参加を拒否していた。
これらの一連の振る舞いに対し、CONMEBOLは今年8月に出場停止3ヶ月間および罰金5万ドル(約537万円)の処分をメッシに言い渡した。AFAは出場停止処分の軽減を求めて異議申し立てを行っていたが、CONMEBOLはその訴えを認めなかった。
メッシはすでに9月に行われたチリ、メキシコとの国際親善試合を欠場。今月9日に行われるドイツ戦、13日に行われるエクアドル戦にも出場は不可能となる。
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