ポルトの中島翔哉【写真:Getty Images】
ポルトガル1部リーグ第7節のリオ・アヴェ対ポルト戦が現地時間29日に行われ、アウェイのポルトが1-0で勝利を収めた。ポルトの日本代表MF中島翔哉は先発で出場し、76分に交代するまでプレーしている。
今季から加入したポルトで、これまでカップ戦での先発出場はあったがリーグ戦では3回の交代出場にとどまっていた中島。待望の初先発に起用され、初ゴールは挙げられなかったが1-0の勝利に貢献した。
セルジオ・コンセイソン監督は試合後に、中島の先発起用の理由について説明している。初アシストを記録した25日のサンタ・クララ戦(リーグカップ)での好プレーを評価したことに加えて、監督の意図する戦い方に合致する選手だったとのことだ。クラブ公式サイトやポルトガルメディアが同監督のコメントを伝えた。
「中央にいる選手たちが中盤両サイドの選手たちを使って攻撃をスピードアップできるようにしたかった。彼にはそういう力がある。水曜日(サンタ・クララ戦)に見せたものと、私の望んでいたプレーを考えれば、今日の彼は有効な選手だった」と指揮官は中島について話している。
ポルトはこれでリーグ戦6連勝、公式戦8連勝と好調を維持。次の試合は10月3日に行われるヨーロッパリーグのフェイエノールト戦となる。
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