マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第7節のアラベス対マジョルカ戦が現地時間29日に行われ、ホームのアラベスが2-0で勝利を収めた。マジョルカの日本代表MF久保建英は先発でフル出場している。
久保は前節に続いて2試合連続の先発フル出場。右サイドから積極的に仕掛け、ファウルで止めた相手のイエローカードを誘発するなどの場面もあったが、ゴールに繋がるプレーを見せることはできなかった。
スペイン紙『アス』の採点では、久保に対して星0から星3までの4段階評価で「星1」。他の多くの選手と同じ平均的評価となっている。一方『マルカ』紙では「2」としており、チーム内ではFWアンテ・ブディミルと並ぶ最高タイの採点となった。
大きな見せ場は生み出せなかったこともあり、スペインメディアでも久保のパフォーマンスについての言及は多くはない。だがチームの低調な戦いの中でも質の高いプレーや積極性を垣間見せたとして一定の評価は受けている。
『アス』は序盤のプレーについて「早くもクオリティーの片鱗を見せた」と記述し、『マルカ』は「気の強さを見せており、大胆さを失ってはいない」と述べている。『カデナ・セール』も「マジョルカで入場料に値するプレーを見せようとしている選手はやはり久保」と姿勢に賛辞を送った。
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