ヨービル・タウンのホームスタジアム【写真:Getty Images】
イングランド下部リーグの試合で、時間稼ぎを試みる行為に耐えかねた主審がボールボーイ全員を退場処分にするという珍しい事態が起こった。英『BBC』など複数メディアが伝えている。
珍事が起きたのは現地時間28日に行われたナショナルリーグ(5部相当)のヨービル・タウン対ブロムリー戦。ホームチームが3-1でリードした試合終盤に、ピッチ外に出たボールをボールボーイがすぐに返そうとせず、時間稼ぎを試みたようだ。
アーロン・ジャクソン主審は一人の少年がボールを返さなかったことに対して注意を与えた。だが直後に同じ少年がもう一度時間稼ぎを試みると、主審は8人のボールボーイ全員に対して退場を命じたとのことだ。
その後も試合は残り数分間続行された。クラブが公式ツイッターで伝えたところによれば、主審自らが走ってボールを拾いに行く場面もあったという。
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