久保建英とアンス・ファティ【写真:Getty Images】
スペイン1部のマジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、世界のサッカー界でも特に将来を期待される若手選手の一人となっている。米メディア『ビジネス・インサイダー』は、バルセロナのFWアンス・ファティとともにサッカー界の未来のトップスターとなることが期待されるとして両選手の特集記事を組んだ。
久保はレアル・マドリーからのレンタルでマジョルカに加入し、ここまでリーガエスパニョーラで4試合に出場して好プレーを見せている。一方のアンス・ファティは16歳の若さでバルサのトップチームにデビューし、クラブ史上最年少ゴールを挙げるなどセンセーションを巻き起こしてきた。
久保とアンス・ファティはかつてバルサ下部組織でチームメートとしてプレーしていたことも注目されている。「少年時代に一緒にプレーしていた2人が、近いうちにリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド以来のサッカー界最大のライバルになるかもしれない」と米メディアは述べている。
「サッカー界で最も才能ある2人のティーンエージャー」「地球上で最も有望な2人の若手」と両者への高い評価を強調。メッシとC・ロナウドがキャリアの終盤を迎えつつある中で、「新たなライバル関係が生まれてきた」として、久保とアンス・ファティのこれまでの歩みを振り返った。
アンス・ファティはメッシの後継者として、久保はC・ロナウドの後継者として、将来的にスペインの2大クラブを背負う存在となることが期待されている。「久保建英とアンス・ファティの伝説は始まったばかりだが、近年で最も魅力的な物語になっていくかもしれない」と記事は締めくくられている。
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