ピーター・トーマス【写真:Getty Images】
リーグ杯3回戦、マンチェスター・ユナイテッド対ロッチデールAFCの試合が現地時間25日に行われた。PK戦の末にユナイテッドがリーグ杯3回戦を突破している。この試合で、イングランド3部のロッチデールに所属する15歳DFピーター・トーマスが大会規定により出場できなかったようだ。26日に英紙『サン』が報じている。
試合開始して68分にユナイテッドのメイソン・グリーンウッドが先制点を決めるが、71分にロッチデールの16歳DFルーク・マソシンが同点ゴール。1-1のまま90分を終了し、試合はPK戦にもつれこんだ。PK戦の末、ユナイテッドがリーグ杯3回戦を突破している。
同紙によると、トーマスは招集メンバー入りしていたのもかかわらず、リーグカップの規定により16歳未満の選手はプロ選手が利用するロッカールームに入れないため、ドーピング検査する部屋で待たされたという。つまり、監督から直接指示を聞くことは出来なかった模様。また、ベンチ入りすることになったが、若すぎて交代出場も認められなかったようだ。
なお、普段は15歳ながらU-21のカテゴリーでプレーしている。9月12日はマンチェスター・シティU-21との試合があり、ピーター・トーマスは途中出場を果たしている。8月20日に15歳の誕生日を迎えたばかりで、ロッチデールのクラブ最年少出場記録(15歳22日)を更新していた。
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