エクトル・クーペル氏【写真:Getty Images】
ウズベキスタンサッカー協会は23日、同国代表チームを率いていたエクトル・クーペル監督との契約を解除し、後任としてヴァディム・アブラモフ氏が新監督に就任することを発表した。
過去にバレンシアやインテル、マジョルカなどの監督も歴任したクーペル氏は、エジプト代表を率いて昨夏のロシアワールドカップを戦ったあと8月にウズベキスタン監督に就任。2022年カタールワールドカップまでの4年契約を交わしていた。
今年1月のアジアカップ2019ではグループリーグで日本代表とも対戦し、決勝トーナメント1回戦でPK戦の末にオーストラリアに敗れて敗退。今月にはカタール大会に向けてアジア2次予選の戦いをスタートさせたが、初戦でパレスチナ代表に0-2の敗戦を喫して黒星発進となっていた。
新監督に就任するアブラモフ氏はウズベキスタン出身の57歳。2010年から2012年まで同国代表監督を務めた経験があり、アジアカップ2011では4位の成績を残していた。
アジア2次予選の10月の試合では、ウズベキスタンはホームでイエメン代表と、アウェイでシンガポール代表と対戦する。同じグループではサウジアラビア代表も初戦でイエメンと引き分けて勝ち点を落としており、波乱の様相を呈している。
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