マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第5節のヘタフェ対マジョルカ戦が現地時間22日に行われ、ホームのヘタフェが4-2で勝利を収めた。1アシストを記録したマジョルカのMF久保建英についてビセンテ・モレノ監督が述べた試合後のコメントをスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
マジョルカ加入から3試合連続のベンチスタートとなった久保だが、味方選手の負傷により前半18分という早い段階から登場。ヘタフェに0-3のリードを奪われたあと、70分には右サイドからの絶妙なクロスでFWアンテ・ブディミルのゴールをアシストした。
久保の移籍後初アシストによるゴールで反撃の狼煙を上げる形となり、一時は1点差まで詰め寄った。だがモレノ監督は、久保も含めたチーム全体が「良い試合をできなかった」とコメントしている。
「2点を決めたことで結果に近づいたようにも見える。だが久保も他の選手たちもいる中で3点を奪われた。彼が状況を変えたとは思っていない。我々は全員で試合に敗れたんだ」と指揮官は続けた。
マジョルカ加入から3試合に出場した久保だが、1分け2敗とまだ白星を味わうことはできていない。ミッドウィーク開催となる次節は現地時間25日にホームでアトレティコ・マドリーと対戦する。
【了】