PSVのドニエル・マレン【写真:Getty Images】
PSVで活躍するオランダ代表FWドニエル・マレンに対し、ユース時代に所属した古巣アーセナルを含めた数多くのクラブが関心を示しているという。英紙『ミラー』などが伝えている。
現在20歳のマレンは2018年2月にPSVのトップチームにデビューしたあと、昨季はリーグ戦31試合に出場して二桁の10得点を記録。今月にはオランダ代表にデビューしていきなりの初ゴールを挙げたのに続いて、堂安律のデビュー戦にもなった先週末のフィテッセ戦では5ゴールを叩き込む衝撃的な活躍をみせた。
オランダの新星として評価を高めるマレンに対しては、英紙によれば実に45ものクラブが関心を示し、PSVに情報照会を行っているという。その中にはアーセナルも含まれているとされている。
アヤックスで少年時代を過ごしたマレンは、16歳だった2015年にアーセナル下部組織へ移籍。2017年のプレシーズンツアーでトップチームデビューも飾ったが、その夏にPSVへ移籍することになった。
PSVがマレンを獲得する際にアーセナルに支払った移籍金は50万ポンド(約6700万円)だとされている。だがこれから同選手を買い戻すとすれば、その100倍の移籍金5000万ポンド(約67億円)が必要になるとも見込まれている。
一方、英紙『ザ・サン』はリバプールがマレンの獲得に関心を示しているとも伝えている。オランダの生んだ新たな逸材は今後の移籍市場で大きな注目を集める存在となりそうだ。
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