バルセロナのアンス・ファティ【写真:Getty Images】
スペイン代表監督を務めるロベルト・モレノ氏はバルセロナに所属するFWアンス・ファティを将来的に代表へ招集する事を希望している。
16歳のアンス・ファティは先月25日のベティス戦に交代出場し、クラブ史上2番目となる若さでデビュー。さらにオサスナ戦では初ゴールを挙げ、クラブ史上最年少の得点記録を塗り替えた。14日のバレンシア戦で初先発に起用されると、開始わずか2分で2試合連続となるゴール。7分にはアシストも記録するなど素晴らしい活躍をしている。
そんなアンス・ファティについてモレノ監督はスペインメディア『モビスター』で「彼が決定する事」と前置きを入れたうえで「スペインサッカー協会はスペイン国籍を取得できるように努力している」と語り、現状は生まれたギニアビサウの国籍のみ取得している16歳の将来的なスペイン代表でのプレーを期待しているようだ。
なお先月にはアンス・ファティの父親はスペインメディア『カデン・コペ』の取材に対し「アンスは6歳からスペインに住んでいるし、私にスペイン代表の為にプレーしたいと言っている」と将来的にスペイン代表でのプレーを望んでいる事を明かした。
果たしてアンス・ファティはスペイン代表でプレーする事になるのか。また何歳で代表入りするのか。今後の行方が注目だ。
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