横浜F・マリノス【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第26節の試合が各地で行われている。14日夜には6試合が開催された。
18時キックオフの試合では大分トリニータと湘南ベルマーレが対戦。前半終了間際にかけて三平和司と伊佐耕平のゴールで大分が2点を先行し、湘南の反撃を野田隆之介の1点に抑えて2-1の勝利を収めた。
19時キックオフの鹿島アントラーズ対FC東京戦は2位と1位による注目の大一番。前半2分にCKに合わせたブエノのヘディングで先制した鹿島は、後半にもセルジーニョのミドルで追加点を挙げて2-0で勝利し、FC東京との勝ち点差をわずか1ポイントに縮めている。
川崎フロンターレはホームにジュビロ磐田を迎え、前半に脇坂泰斗と山村和也がゴール。最下位チームを2-0で下し、7試合ぶりの白星を挙げることに成功した。
3位横浜F・マリノスと4位サンフレッチェ広島による上位対決は、後半半ばから仲川輝人、ティーラトン、エリキのゴールで3点を奪った横浜FMが3-0の勝利。FC東京との差を4ポイントとした横浜FMも逆転優勝に望みを繋いでいる。広島は連続無敗が11試合でストップし、川崎Fに抜かれて5位に後退した。
残留を目指すチーム同士の対決となるガンバ大阪対サガン鳥栖戦は、84分に渡邉千真が1点を奪ったホームのG大阪に軍配が上がった。新加入のマルケル・スサエタも交代出場でデビューしている。
同じく下位対決のヴィッセル神戸対松本山雅FC戦は、6試合ぶりの先発復帰となったダビド・ビジャが13分に今季11点目のゴール。80分にも小川慶治朗が追加点を奪った神戸は、終了間際にセルジーニョに1点を返されたが2-1で勝利を収めた。
この結果、下位では勝ち点3を加えたベガルタ仙台、神戸、G大阪が残留に向けて一歩前進。16位鳥栖、17位松本、18位磐田は苦しい状況に置かれている。
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