マンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】
ユベントスはマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアをフリーで獲得することを画策し、年明けの1月には交渉を開始する見通しだという。英紙『エクスプレス』などが伝えている。
ユナイテッドで不動の守護神として活躍を続けてきたデ・ヘアだが、現在の契約は今季終了後の2020年6月で満了。新契約に合意しなければ、ユナイテッドは移籍金ゼロで同選手を手放すことを余儀なくされてしまう。
今年7月頃には、GK史上最高額となる週給37万5000ポンド(約4930万円)でのユナイテッドとの新契約がついに合意に達したとも盛んに報じられていた。だが結局クラブから契約延長の発表は現在に至るまで行われていない。
このまま年が明け、契約の残り期間が半年を切れば、移籍に向けた他クラブとの合意が可能となる。ユーベは今季アーセナルからMFアーロン・ラムジーを獲得した例と同様に、1月を迎え次第すぐに交渉を開始する考えだという。
デ・ヘアにはパリ・サンジェルマンも関心を示している模様だが、現時点ではユーベが獲得に向けて優位に立っているとみられる。一方ユナイテッドはデ・ヘアを失うことを受け入れ、代役としてアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクに目を向けているとも伝えられている。
【了】