小野伸二【写真:Getty Images】
オーストラリアのAリーグは創設15周年を記念し、「リーグ歴代最高選手」の候補10人を選出して公式サイトでユーザー投票を行っている。元ウェスタン・シドニー・ワンダラーズのMF小野伸二(現FC琉球)も候補にノミネートされた。
小野は2012年に清水エスパルスからウェスタン・シドニーへ移籍。リーグ参入1年目だったチームのレギュラーシーズン優勝に貢献するなど、約1年半の在籍だったにもかかわらず大きなインパクトを残した。元シドニーFCのアレッサンドロ・デル・ピエロ氏などともに、リーグの歴史に残るスター選手として豪州メディアなどで言及されることも多い。
Aリーグの公式ツイッターアカウントでは候補選手たちの名場面を動画でも紹介。小野については2012/13シーズンファイナルシリーズ準決勝のブリスベン・ロアー戦で決めた鮮やかなループシュートを選んでいる。
6日から行われている投票で、現時点で最多の票を獲得しているのは元ブリスベンのドイツ人MFトーマス・ブロイヒ(約51%)。7年間の在籍で3回のリーグ優勝、2回のリーグ年間MVP受賞、リーグ歴代最多アシストなどの実績を残した。
現シドニーFCのMFミロシュ・ニンコビッチが約18%、サンフレッチェ広島にも在籍したFWベサルト・ベリーシャが約11%で続く。小野は5位タイとなる約4%の票を獲得している。
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