日本代表の久保建英【写真:田中伸弥】
【日本 2-0 パラグアイ キリンチャレンジカップ2019】
キリンチャレンジカップ2019の日本代表対パラグアイ代表戦が5日に行われ、日本が2-0で勝利を収めた。MF久保建英のプレーに対してはスペインなどのメディアからも注目が集まっている。
レアル・マドリーからのレンタルでマジョルカに加入し、先日リーガデビューを飾った久保。スペイン移籍後初の代表戦となった試合ではベンチスタートとなり、後半開始から投入されて45分間プレーした。
スペイン紙『アス』は「日本が勝利、久保が輝く」とこの試合について報道。前半に2点をリードした日本は後半に入るとペースを落としたとしつつ、「日本の攻撃は若き久保建英の手に委ねられた」「最年少ゴール記録を何度も狙っていた」と、久保が攻撃の中心を担ったという見方を伝えている。
同紙はまた、「蹴り5発を食らわせられても止まらず!」と久保がパラグアイの激しい守備に対してボールを失わなかったプレーを動画で紹介。「このとんでもないプレーでネットを震撼させた」と伝えている。
マジョルカの地元メディア『カナル4ディアリオ』は「久保はクオリティーを示したがゴールには恵まれず」と試合をレポート。「マジョルカの若きフットボーラーはよく関与し、際立った選手の一人だった」と評しつつ、クロスバーを叩くなど惜しくも得点を逃し続けたことに言及した。
パラグアイ『ティゴ・スポーツ』も後半に目を引いた選手として久保の名前を挙げた。「違いのあるタッチとクオリティーで、パラグアイの技術力の乏しさを浮き彫りにした」と自国の選手たちのプレーと対比している。
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