吉田麻也【写真:Getty Images】
日本代表は4日、茨城県鹿嶋市内で合宿3日目の練習を行った。試合後、吉田麻也が取材に応じた。
パラグアイ代表との試合を前日に控えた吉田は「僕自身は久しぶりの代表活動なので、そこらへんのフィーリングを合わせていきたいなと思いますし、久しぶりにやる選手が何人かいるので、密にコミュニケーションを取って、次の予選に向けての調整という形ではなくて、自分たちが成長するための1試合だと思って、相手も非常にいいチームだと思うので、頑張りたいです」と抱負を語った。
10日にはアジア2次予選初戦のミャンマー代表戦に臨む。「取りこぼさないことと、ホームでしっかり勝つこと。ホームで勝ってアウェーでしっかりいくつかの試合で勝ち点を取れば予選突破は決まると思うんで、手堅くいきたいなと思いますし、さっきも言いましたけど、最初にこけると厳しくなるんで、いいスタートを切ることが何より重要だと思います」と気を引き締めている。
冨安健洋など若手CBも台頭しつつある代表の中で、豊富な経験を持っている吉田はチーム内の競争を歓迎している。「冨安だけじゃなくて、(植田)直通も(板倉)滉も海外行って、国内組でも頑張ってる選手が選ばれてっていうので、刺激になるし、逆に僕が刺激を与えられることも多いだろうし、いつも通りです」
「1つハセさん(長谷部誠)とか本田さん(本田圭佑)とかが代表から退いて、1つ区切りがついた時代の区切りというか、大袈裟ですけどそういうのがあるのかなと。僕はそこのところと下のところをしっかりつなげる役割をしないといけないと思うんで、繰り返しですけど、それは言葉よりはピッチで表現し、ピッチで示していくことが一番なんで、明日も頑張ります」と語る吉田は若手とベテランの融合に一役買って出るようだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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