原口元気【写真:Getty Images】
日本代表は3日、茨城県鹿嶋市内で合宿2日目の練習を行った。
前日に帰国しこの日から合流した原口元気は「選手もだいぶガラッと変わりましたし、まあまた1からスタートなので、勝たないとまたワールドカップチャレンジできないので、しっかり1つずつ勝っていくしかないですね」と10日に行われるアジア2次予選初戦のミャンマー代表戦に向けて意気込みを語った。
前回大会の予選を経験している原口は「やっぱり前回相当苦しかったので、今回の方がもっと圧倒して勝てるような試合を多くしていきたいなっていうのはもちろんありますね。そのために準備してきたと思いますし、1年間」と気を引き締めている。
続けて「何も確約されてなくて、代表に残っていきたい、このチームでワールドカップ行きたいって気持ちはすごく強かったですし、今もそれは変わらずに何も確約されてない状況で1試合1試合力を発揮しなきゃいけない。そういう環境と言うか、そういう立場の方が僕自身、力を発揮できるので、シビアな試合になればなるほど力を発揮できると思ってますし、自分自身そういう方がいいですね」と話す。
所属するハノーファーでは開幕5戦で勝ち点5と苦しい戦いが続いている。「チームとしてあんまりうまく行ってないのは正直あるので、ポジションもボランチやったりとか、いろいろやらされてますし、そのちゃんと自分の力を発揮できる環境にピッチ内だけじゃなく、いろんなことを試しながら、トライしてかないといけないなっていうのはある」と原口は現状を分析している。
代表では本職であるサイドでの起用が濃厚となっている。「やっぱサイドで勝負したいって気持ちはある」と話す原口は堂安律や南野拓実、中島翔哉といった選手とのポジション争いを制しスタメンを勝ち取る事が出来るだろうか。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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