久保建英、イ・ガンイン【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第3節のバレンシア対マジョルカ戦が現地時間1日に行われ、マジョルカの日本代表MF久保建英がリーガデビューを飾った。この試合で実現した韓国代表MFイ・ガンインとの“日韓対決”にも注目が集まっている。
レアル・マドリーからのレンタルでマジョルカに加入した久保は79分に交代で投入され、スペインで公式戦初出場。その5分後には、昨季からバレンシアのトップチームでプレーするイ・ガンインも同じく交代で投入された。
ともにアジアの次世代のビッグスターとなることが期待される2人が同じピッチに立ったことにはスペインメディアも注目。『アス』紙は「アジアのタレントがメスタージャを占拠」と日韓対決について伝えている。
イ・ガンインについては、ホームチームの有望株ということもあり出場する時点で観客を大きく沸かせていたことや、出場直後にいきなり好プレーを見せたことに言及。久保はそれほど目立ちはしなかったが積極性は見せていたと評している。
一方『マルカ』紙は、久保とイ・ガンインがスペインの地で“6年ぶり”の対戦となったことを伝えた。それぞれバルセロナとバレンシアの下部組織に所属していた2人は、12歳の頃に出場した大会で知り合っていたという。
そのままバレンシアでプレーを続けてきたイ・ガンインはクラブ史上最年少の外国人選手として昨季トップデビュー。久保は一旦日本に戻ることを余儀なくされたが、マドリー移籍とマジョルカへのレンタルを経て、奇しくもデビュー戦で同年代のアジアのライバルと再び相見えることになった。
【了】