日本サッカー協会（JFA）は30日、来月に行われるキリンチャレンジカップ2019、2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選に挑む日本代表のメンバーを発表した。会見に臨んだ森保一監督は、今回招集したメンバー以外にも戦力となり得る選手は数多くいると強調している。

　今回の日本代表には森保ジャパン発足以来招集を受け試合に出場してきた選手たちがおおむね順当にメンバー入り。一方で初招集はゼロと、大きなサプライズはないメンバー発表となった。

　だが森保監督は「毎回招集が約束されている選手は一人もいないと思います」とコメント。「次の招集、日本代表への生き残りという部分でも選手たちが考えてやってくれると思いますので、そういう選手のパフォーマンスをしっかり見ていきたいと思っています」と述べた。

　過去に森保監督に招集されながらも今回のメンバーから漏れた選手や、招集未経験の選手たちも、今後の代表入りへの道は閉ざされていない。次回以降には「また選手が変わっていくこともあり得るかなと思っています」と指揮官は語る。

「これまで招集した選手全てがこれからの戦いでの選考対象だと思いますし、まだまだ招集しきれていなくても、日本代表として戦えるだけの可能性を見せている選手はまだまだいます」と森保監督。これからワールドカップやアジアカップの予選、本戦を戦っていく中で、チーム強化に向けた新たな可能性を模索し続けていく姿勢を示した。

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