オリオル・ブスケッツ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するスペイン人MFオリオル・ブスケッツは、オランダ1部のトゥエンテへレンタル移籍することが決定した。27日に両クラブから発表が行われている。
レンタル期間は今季の1年間となり、買い取りオプションは設定されていないとのことだ。シーズン終了後には、2021年までの契約を残すバルサに復帰することになる。
オリオルは1999年生まれで現在20歳。バルサトップチームの中心選手であるスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツと同じく下部組織からの生え抜きで、ポジションやスタイルも似通っていると評されているが、意外にも特に親族関係はないという。
8歳の頃に下部組織に加入したオリオルはバルサで順調にステップアップし、Bチームで中心選手として活躍。2017年11月にはコパ・デル・レイ(国王杯)の試合でトップチームデビューも飾った。今夏プレシーズンの日本遠征にも帯同し、チェルシーとの試合に先発出場していた。各年代のスペイン代表でもプレーしてきた期待の若手選手だ。
トゥエンテでは、今季ガンバ大阪から加入したFW中村敬斗ともチームメートとしてプレーすることになる。中村はリーグ開幕から4試合連続で先発出場し、2得点を挙げるなど活躍を見せている。
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