フェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸戦の出場を最後に現役引退した35歳の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス。アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、一緒に働きたいとの考えを示したと、26日にスペインメディア『フットボールエスパーニャ』が報じている。
シメオネ監督は「フェルナンドは非常に知的な人物であり、サッカーの絶対的な伝説だ。コミットメント、努力、そして他人への敬意のおかげで、彼は様々なものを得てきた。サッカー選手としてだけではなく、人間としてもだ。彼は引退を決断したが、新しい場所に備えるには、しばらく時間がかかるだろう。願わくば、アトレティコでもう一度、彼と一緒に仕事をしたいと思っているよ」と語った。
アトレティコの下部組織で育ったトーレスは2001年にトップチームデビュー。リバプールやチェルシー、イタリアのミランでのプレーを経て2015年からアトレティコに復帰した。そして、オーストラリアのAリーグやMLS(メジャーリーグサッカー)も有力な移籍先候補だと噂される中、2018年7月に鳥栖へ移籍。8月23日の神戸戦を最後に、18年間の現役生活に幕を下ろしている。
【了】