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久保建英がお手本とすべき先人…エトーとボルハの“成功例”をスペイン紙紹介

text by 編集部 photo by Getty Images

サミュエル・エトー、ボルハ・バレロ
マジョルカ在籍時のサミュエル・エトーとボルハ・バレロ【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーからのレンタルでマジョルカに加入した日本代表MF久保建英は、いよいよスペインでのキャリアを本格的にスタートさせる。スペイン紙『アス』は24日付で、久保がお手本とすべき2つの“成功例”を紹介している。

 マドリーからマジョルカへ移籍した選手はこれまでにも数多く存在している。その中でも、「サッカー選手としてのキャリア成功の踏み台として島(マジョルカ)を活用した好例」として紹介されているのは、サミュエル・エトーとボルハ・バレロの2人だ。

 元カメルーン代表のFWエトーはマドリー下部組織からトップチームにデビューしたあと、レガネス、エスパニョールへのレンタルを経て2000年1月にマジョルカへレンタル。久保と同じ18歳の時だった。

 半年のレンタル後にマジョルカに完全移籍し、このクラブで計4年半プレー。154試合に出場して66ゴールを挙げ、マジョルカの歴代最多得点者となった。その活躍により2004年にバルセロナへ移籍し、リーガ得点王に輝くなどさらなる飛躍を成し遂げた。

 ボルハ・バレロは2007年にカスティージャ(レアル・マドリーB)から完全移籍でマジョルカに加入。2回の在籍期間を通して主力として活躍し、その後スペイン代表デビューを飾るととともにビジャレアル、フィオレンティーナ、インテルと有力クラブでプレーを続けている。

 久保は早ければ現地時間25日に行われるレアル・ソシエダ戦でマジョルカデビューを飾ることになるかもしれない。偉大な先人たちに続くキャリアの第一歩とすることができるだろうか。

【了】

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