フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部のPSVは、フローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律の獲得を諦めてはいないが、依然として高額の移籍金がネックになっているという。地元メディア『アイントホーフェンス・ダフブラット』が23日に伝えた。
PSVのメキシコ代表FWイルビング・ロサノは、ナポリへの完全移籍が合意に達したことが23日に発表された。これにより、PSVがロサノの代役としての獲得を検討していると報じられていた堂安の動向にも改めて注目が集まることになる。
PSVは堂安に関心を示しながらも、フローニンゲンの要求する高額の移籍金に難色を示している模様。地元メディアによれば、堂安獲得の「望みを捨ててはいない」ものの、フローニンゲンとの間で移籍金引き下げの交渉に成功するかどうかが鍵になるとみられている。フローニンゲンが以前に要求していた金額は1400万ユーロ(約16億6000万円)であり、PSVにこの金額を支払うつもりはないとの見方だ。
PSVはプレミアリーグのブライトンに所属するイラン代表FWアリレザ・ジャハンバフシュにも関心を示し、堂安かジャハンバフシュかどちらか1人のみの獲得を考えているという。シュトゥットガルトのU-23アルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスの獲得に向けた交渉も行っていたが、条件面で合意しなかったとみられている。
【了】