イタリア・セリエAの2019/20シーズンが今週末に開幕する。ボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋は、開幕戦に先発出場することを多くのイタリアメディアが予想している。

　冨安はベルギー1部のシント＝トロイデンからの移籍で今季ボローニャに加入。18日に行われたコッパ・イタリア（イタリア杯）3回戦のピサ戦に右サイドバックとして先発フル出場し、新天地での公式戦デビューを飾った。

　リーグ開幕戦では、ボローニャは現地時間25日にアウェイで昇格組エラス・ヴェローナと対戦。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など、イタリア複数メディアがこの試合に向けた予想スタメンに冨安を含めている。

『スカイ』は、右サイドバックのポジション争いについて「（イブラヒマ・）ムバイェよりも冨安」と予想。『トゥットメルカートウェブ』は新戦力であるDFステファノ・デンスウィルや冨安に対して「大きな期待がかけられている」と述べている。

『onefootball』イタリア版は新シーズンのセリエA注目の若手選手5人を選び、その1人として冨安を挙げた。「フィジカルが強く、どんな相手との勝負にも耐えられる。ポジショニングのセンスがありスピードにも優れている」と、本職はCBである日本人選手について評している。

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