ポルトの中島翔哉【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルトに所属する日本代表FW中島翔哉は、新天地でのビッグマッチを前に慌ただしいスケジュールを過ごすことになった。ポルトガル『オ・ジョーゴ』が19日に伝えている。
カタールのアル・ドゥハイルからポルトガルの強豪へ移籍した中島は、13日に行われたヨーロッパリーグ予選のクラスノダール戦に先発して新天地デビュー。続いて先週末の17日戦にはビトーリア・セトゥバル戦に交代出場し、リーグ戦でも今季初出場を果たした。
続いて今週末の24日に行われるリーグ第3節の試合では、ポルトはアウェイでベンフィカと対戦する。中島にとってはポルトで初めて迎えるビッグクラブ同士の大一番だが、この試合を前にして一旦チームを離れることになった。
その理由は、日本で子供の出産に立ち会うためとのこと。中島はポルトの許可を得た上でチームを離れて一時帰国し、短期間に片道1万キロ以上を往復する移動となる。
中島は早ければ21日にチームに再合流することが見込まれているが、ベンフィカ戦前の練習には最大でも3回しか参加できない。セトゥバル戦でもベンチスタートだったようにレギュラーポジションを確保していない現状で、長旅がベンフィカ戦での起用に影響する可能性もあるとの見方を『オ・ジョーゴ』は伝えている。
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