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武藤嘉紀、今季初出場も大苦戦。「いつも3人や4人に囲まれ孤立していた」

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
ニューカッスルの武藤嘉紀【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀は、先週末のノリッジ・シティ戦はFWとして非常に厳しい状況でのプレーを強いられたと振り返った。地元紙『イブニング・クロニクル』が同選手のコメントを伝えている。

 ベンチスタートとなった武藤は、チームが昇格組ノリッジに2点のリードを許したあと、負傷したFWジョエリントンとの交代で67分から出場。だがニューカッスルはすぐに3点目を奪われ、終了間際に1点を返したが1-3での敗戦に終わった。

「本当に厳しかったです。いつも3人や4人の相手選手に囲まれて、孤立していると感じていました。FWとしてはとても厳しかったですし、チーム全体が苦しい戦いでした」と武藤は試合についてコメントしている。今季初出場となった約27分間のプレーで、武藤はわずか5回のボールタッチにとどまった。

「前半に見ていても難しいのは予想できました。ジョエリントンも苦しんでいましたので」と武藤。対照的にハットトリックでチームの全得点を叩き出したノリッジのFWテーム・プッキについて、「カウンターでうまく反応していました。あれこそがまさに僕がチームに提供したいと思っているようなイメージです」と語った。

 これでニューカッスルはプレミアリーグ開幕から2連敗。「何かを変えたいと思っています。僕らはもっと必死に練習する必要があります。今季は僕自身の個人のプレーが(チームにとって)すごく重要になることを願っています」と武藤は今後の活躍への意気込みを示している。

 ニューカッスルの次節の試合は現地時間25日にアウェイで行われるトッテナム戦。なお英紙『テレグラフ』などによれば、負傷交代となったジョエリントンは軽傷であり、トッテナム戦にも出場できる状態となることが見込まれている。

【了】

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