フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
PSVのメキシコ代表FWイルビング・ロサノはナポリへの移籍に迫りつつあり、その代役としてPSVがフローニンゲンの日本代表MF堂安律を獲得する可能性も高まっているとみられる。地元紙『アイントホーフェンス・ダフブラット』が17日付で伝えた。
フローニンゲンでの活躍を続ける堂安に対しては、オランダの名門PSVからの関心の噂がここ数日浮上。ロサノを放出した場合の後釜として「トップターゲット」にリストアップしていると報じられていた。
地元紙によれば、ロサノは18日にもナポリへの移籍のためイタリアへ向かい、メディカルチェックを受ける見通しとのこと。その穴を埋める新戦力が必要になるとして、改めて堂安獲得への動きが伝えられている。
PSVはすでに堂安の獲得に向けた打診を行っており、移籍金は800万ユーロ(約9億4000万円)前後が必要になる見通しだとされている。昨夏にフローニンゲンが断ったと言われているCSKAモスクワからの1000万ユーロ(約11億8000万円)のオファーよりはやや下がるが、昨年4月に完全移籍オプションを行使してガンバ大阪に支払ったとされる200万ユーロ(約2億4000万円)と比較すれば4倍の金額となる。
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