チェルシー【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)が13日、18歳未満の若手選手における国際移籍の規定に違反したとしてマンチェスター・シティに対する処分を発表。罰金処分を科せられたが補強禁止処分は免れている。そのため、不公平と感じるチェルシーが処分軽減を求めているようだ。14日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
FIFAの発表によれば、シティに科せられたのは罰金37万スイスフラン(約4000万円)のみ。チェルシーなどと比べて悪質ではなく、すぐに責任を認めて調査に全面協力したため、補強禁止処分を免れたと考えられている。
一方、チェルシーは違反を認めず、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴していた。そのため、FIFAから2019年夏と2020年1月の2回に渡って、移籍市場で選手を補強することを禁止されている。
同紙によると、シティに対するFIFAの決定は、チェルシーを後押しする可能性もあるようだ。スポーツ仲裁裁判所の公聴会は今年後半に行われる予定で、そこで2020年1月の移籍市場に対する補強禁止処分が撤回されるかもしれない。
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