レアル・マドリー【写真:Getty Images】
2019/20シーズンに向けたプレシーズンマッチで不振の続いたレアル・マドリー。7試合を戦ってわずか2勝にとどまり、プレシーズンの成績はリーガ1部の20チームの中で“最下位”となった。
リーガエスパニョーラは今週末にシーズン開幕を迎える。スペイン紙『アス』では各チームのプレシーズンの成績を集計し、勝ち点制で計算した場合の平均ポイントランキングを12日付で公開した。
最も好成績を収めているのは昇格組のグラナダで、7試合を戦って全勝。他にはアトレティコ・マドリー、エスパニョール(ともに5勝1分け)、ビジャレアル(5勝1敗)、セビージャ(7勝1分け1敗)などが好成績を収めた。昨季王者のバルセロナも、日本で行われたチェルシー戦に敗れた以外は全勝で4勝1敗となっている。
だがマドリーは7試合を戦って2勝2分け3敗と負け越しており、勝ち点に換算すると1試合平均1.14ポイント。レアル・ソシエダやバジャドリーなどを下回る最下位の成績となった。強豪チームほど手強い相手とより多く対戦しているため単純比較はできないとしても、不振は数字にも表れている。
マドリーはアメリカで行われたインターナショナル・チャンピオンズカップでバイエルン・ミュンヘンに敗れ、アーセナルとは引き分け(PK勝利)。アトレティコ・マドリーには3-7の衝撃的スコアで大敗を喫した。続いてアウディカップでトッテナムに敗れ、フェネルバフチェに勝利。レッドブル・ザルツブルク戦にも勝利したあと、ローマとの引き分け(PK敗戦)でプレシーズンを締めくくっている。
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