デイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】
元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏は、共同オーナーを務めるインテル・マイアミの初代監督を探している。英紙『ミラー』によれば、候補として数人をリストアップしているようだ。
ベッカム氏らが設立準備を進めてきたクラブは、来季2020シーズンからMLS(メジャーリーグサッカー)に参入。チームが具体的に形になるのはこれからだが、欧州などで活躍する大物選手への誘いも噂されている。
選手集めと並行して、初代指揮官となる監督も探している模様。英紙はその候補に含まれているという4人の名前を挙げている。デイビッド・モイーズ氏、ティエリ・アンリ氏、カルロ・アンチェロッティ氏、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の4人だ。
マンチェスター・ユナイテッドやエバートンなどの元監督であるモイーズ氏は、2018年にウェスト・ハム監督を退任して以来フリー。アンリ氏は昨季モナコで監督デビューしたが、わずか3ヶ月で解任される結果に終わった。
アンチェロッティ氏はミランとパリ・サンジェルマンでベッカム氏を指導した恩師だが、現在はナポリと契約中。そのアンチェロッティ氏の率いたミランでベッカム氏とチームメートだったガットゥーゾ氏は、昨季限りでミラン監督を退任している。
ベッカム氏は近日中に新監督を発表する見通しだとも伝えられている。この4人の中にインテル・マイアミの初代監督がいるのだろうか。
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