フローニンゲンの板倉滉【写真:Getty Images】
オランダ1部エールディビジのフローニンゲンに所属するDF板倉滉は、待望の欧州デビューを飾ったことを喜んでいる。オランダ『FOXスポーツ』が同選手のコメントを伝えた。
板倉は今年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへ完全移籍。そのままフローニンゲンへとレンタルされたが、昨季はエールディビジでたびたびベンチ入りしながらも出場ゼロでシーズンを終えることになった。
だが今月3日に行われた2019/20シーズン開幕戦のエメン戦には先発でオランダデビュー。MF堂安律とともにフル出場し、決勝点の起点となるインターセプトなどでチームの勝利に貢献した。
「何かを見せなければならないと感じていました。6ヶ月間プレーできず、ああいう経験はもうしたくないですからね。自分のプレーについてはあまり何も言えないですが、勝てたのは嬉しいです」と板倉は開幕戦についてコメントしている。
「(昨季は)もっとプレーできることを期待していましたが1分もプレーできず、すごく難しかったです。6ヶ月間良い練習ができましたが、これからは毎試合出場したいですね」と先発定着への意欲をみせた。
フローニンゲンは10日にはFW中村敬斗の所属するトゥエンテとホームで対戦。板倉は公式戦デビューに続いて本拠地デビューを飾りたいところだ。
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