マンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは、母国の古巣アンデルレヒトのユースチームの練習に2日連続で参加している。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。

　今夏のユナイテッドのプレシーズンマッチには全く出場しておらず、練習も十分にできていないと伝えられるルカク。イタリアのインテルやユベントスなどへの移籍の可能性が盛んに噂されている。

　そういった状況の中、現地時間5日には同選手がアンデルレヒトのユースチームの練習に参加していることが伝えられた。ユナイテッドの説明によれば、この日のルカクはオフであり、翌6日にはユナイテッド練習場に戻る予定とのことだった。

　だが6日午前にも再び、ルカクはアンデルレヒトの練習場に姿を見せたところが目撃された。ユナイテッドが許可を与えたのかどうかは定かではないが、クラブとの関係悪化が決定的になったとの見方もある。

　ユナイテッドはルカクに対してインテルから提示された移籍金5400万ポンド（約70億円）のオファーを断り、ユーベのFWパウロ・ディバラとのトレードにも消極的とみられる。ルカクは放出に応じないクラブへの不満から、練習不参加という手段に訴えたのだろうか。

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