スポルティングCPのブルーノ・フェルナンデス【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のスポルティングCPに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスはトッテナムへの移籍を希望し、オファーに応じるようスポルティングに直訴しているという。英紙『デイリー・メール』が3日付で伝えた。
多くのビッグクラブからの関心が噂されていたフェルナンデスは、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が合意に達したと報じられたこともあったが決定には至らず。レアル・マドリーからの関心も報じられていた。
だが本人の希望はユナイテッドやマドリーではなく、トッテナムへ移籍することだとみられている。同選手は2日にはスポルティングのフェデリコ・バランダス会長と会談し、トッテナムからのオファーに応じるよう要請したと英紙は伝えている。
スポルティングはフェルナンデスの市場価値を6400万ポンド(約83億円)に設定して高額の移籍金を要求。ユナイテッドなどプレミアリーグの複数クラブは3500万ポンド(45億円)前後が適正と判断し、オファーを渋っていたとみられている。トッテナムもオファーを出したが、スポルティングの要求額には届いていないという。
現在24歳のフェルナンデスは過去にセリエAのウディネーゼやサンプドリアでもプレー。昨季はポルトガルリーグ年間MVPに選出されるなど目覚ましい活躍をみせた。公式戦合計31得点はMFの選手としては歴代最多記録だとされている。
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