J1の清水エスパルスは31日、ブラジル1部のコリンチャンスからFWジュニオール・ドゥトラを完全移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。背番号は11となる。

　1988年4月25日生まれのドゥトラは現在31歳。2010～2011年に京都サンガF.C.、2012年に鹿島アントラーズでプレーした経験があり、6年半ぶりのJリーグ復帰となる。

　鹿島を離れたあと、ドゥトラはロケレン（ベルギー）、アル・アラビ（カタール）を経てブラジルへ戻りバスコ・ダ・ガマ、アバイー、コリンチャンス、フルミネンセでプレー。今年の前半はサウジアラビアのアス・ナスルへレンタルされ、リーグ戦12試合に出場して3ゴールを記録していた。

「日本でまたプレーできることを嬉しく思っていますし、清水エスパルスという大きなクラブに来られたことも非常に光栄に思っています。エスパルスができるだけ上位でシーズンを終えられるよう、たくさんのゴールを決めて貢献したいと思っています」とドゥトラはコメントしている。

　清水は31日に、日本代表FW北川航也がオーストリアのラピード・ウィーンへ完全移籍することも発表した。ドゥトラにはその穴を埋める活躍が期待されることになりそうだ。

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