久保建英【写真:Getty Images】
【レアル・マドリー 0-1 トッテナム アウディカップ準決勝】
アウディカップ2019準決勝のレアル・マドリー対トッテナムが現地時間30日に行われ、マドリーは0-1の敗戦を喫した。この試合で印象的なプレーを見せた久保建英について、スペインメディア『オーケイ・ディアリオ』は「砂漠のオアシス」と称している。
0-1で迎えた80分に久保が途中出場。85分には、ペナルティエリア手前から左足を振り抜いてシュート。これはトッテナムのGKロリスに止められる。87分には右足のボレーシュートでゴールを狙うも枠外。その直後にも左足でシュートを放ったが相手DFの顔面を直撃。得点こそ奪えなかったが、約10分間で印象的なプレーを見せている。
同メディアは「最悪の結果がマドリーを取り巻き、悲観論で溢れている状況の中で、久保はマドリーファンにとって“砂漠のオアシス”のような存在だ。非常に若い日本人選手は、トッテナム戦で数分間を楽しんだ。敗北にもかかわらず、久保の素晴らしい才能が確認できた。強烈なシュートを含めて、最大3つのゴールチャンスがあった」と評価。また、「ソーシャルメディアでは、マドリーの大部分に対して絶え間ない批判が注がれている状況の中で、それとは対照的に久保に対する称賛の声は目立っている」とコメントしている。
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